旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

家飲み4杯目:シングルモルトウイスキー「余市  WOODY&VANILLIC」

年に2回ぐらい、1週間ほど休みをとってどこかへ行くことにしています。

最近だと3月のドイツ旅行でしたが、その前は昨年12月にこれまた1週間ほど北海道に行っていました。稚内から旭川、札幌、小樽へ行き、登別を経て最終が函館と、縦断旅行をかましてきました。運転をしないので(冬道はまったく未経験なのでする気すらありませんでしたが)足としては、やはり鉄道が中心に。去年の12月は思ってたほど寒くはありませんでしたが、やはりそこは冬の北海道。稚内から朝1の特急で旭川へ行ったら、次の特急が整備やらで運休になってました。最悪その日つかなかったかもしれない('A`)

んで、北海道にはたまに行くんですが、その際に必ず行くのが余市町

ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」です。

www.nikka.com

 私と余市について

駅からは近く、また、比較的バスの本数も多いので、結構行きやすいです。

ここは、ニッカウヰスキーの創業者であり、日本のウイスキーの父である竹鶴政孝氏が、留学先のスコットランドに似た風土を探し、1934年に建設された、ウイスキーの蒸溜所であります。自分はスコットランドへ行ったことはないので、正直わからない('A`)

あとは、大麦を燻すときに使うピート(泥炭)がこの辺りで採れていたということも要因としてあるようです。

 ↑ 先月行った際の写真

上のメガホンひっくり返したようなものをポットスチルといいまして、この中でウイスキーのもとを蒸留していきます。このポットスチルの形でウイスキーの味も変わるようで、余市ウイスキーは重厚な味わいに仕上がるんだそう。

自分はサントリーよりもニッカウヰスキーウイスキーのほうが好みです。味もそうなんですが、以前はとても安価で上質なウイスキーが買えたのが大きかったと思いますw味も価格も素敵ってそうそうないでしょ。

 

ただ、NHKでの連続テレビ小説「マッサン」が火付け役にもなったジャパニーズウイスキーのブームの影響で、どこのメーカーも原酒不足となった結果、愛飲していたウイスキーが終売となってしまいました。

 ↑これがコンビニで1000円ぐらいで売ってたとか今考えたらすげえや……。

 

今日飲んだやつは?

 その後、上のシングルモルト余市はリニューアルして再発売。そんな中で新たに発売されたのが今回飲んだ「シングルモルト余市 WOODY&VANILLIC」(ウッディ&バニラ)です。 

これ以外にも2種類あるんですが、通常の500mlと180mlがあります。こちらは後者。

 

まずは加水前

匂い:刺激臭少なめ 甘い香りはあまりしない 木の匂いはすれど燻した感じはしない。年数をそこまで重ねていない樽?

味:口に触れた瞬間に塩っけを感じる。海が近いからだろうか。ナッツ、ビスケット少なめでクッキー寄り?(クッキーとビスケットの違いはとくにないですw バター風味があるのがクッキーかなと思って書いてます) 

 次に加水後。同量か、少なめの水を加えています。

匂い:アルコール臭は和らぐ。全体的に香りが落ち着く?木の香すらも落ち着いてしまった気がします

味:フルーツっぽさは出るけど、何なのかがわからない…('A`) また、加水して暫く置くと、濃厚な味が浮かぶ。濃厚だけど甘すぎない

 

加水してももとのフォルムがあまり変わらないので、ロックでちびちびやってもいいかと思います。ハイボールは試さなかったけども、どうだろう?