日頃から気を付けていても羽目を外すとやってくる……
日頃から痛飲していると思われがちな私ですが、実際のところ、そうではないのです。
それこそ最近は、仕事やら環境の変化やらで少しは増えてしまいましたが、それでも、週の半分はお酒を飲まない日を設けているのです。それだけ見れば、十分健康体なのです。
それでも……それでもですね……。
飲みすぎた次の日、場合によっては目も当てられないことに……。
――そう「二日酔い」ですね。
……怖いですねぇ。
そこで私思うのです。そもそも何故に人は二日酔いに苦しんでしまうのでしょうか。
単に酒の飲み過ぎなのか、それとも日頃の行いが悪いのか、はたまた前世のなにかの因果が影響してしまっているのか――そうだとしたら私が行くべきは居酒屋ではなく寺社仏閣になってしまうわけですが。
今回は「なぜ人は二日酔いに苦しんでしまうのか」をテーマにしていこうと思います。
教えてGeminiちゃん!そもそも二日酔いってどういう状態?

今まで理解しきれていなかったのですが、「二日酔い」と「悪酔い」は別のものであるようですね。飲んだあと、比較的早い時間(血中アルコール濃度の高いとき)に起こるものが悪酔いで、血中アルコール濃度が低くなるか、ほとんど消えた翌朝になってもまだ見られる不快な症状を二日酔いといわれています。
症状に至っては、思いたるふしがありすぎて、飲んでいないのに頭が痛くなりそう……。みなさんはどんな症状が出やすいですか? 私は「頭痛」、「口の乾き」、状態によっては「吐き気」です。自ら吐くことができないので、吐いて楽になれる人が羨ましく思うときもあります。
このように、飲酒後に血中アルコール濃度が下がっている状態で、不快な症状が現れている状態を「二日酔い」といってもいいかも知れません。
二日酔いってどうしてなってしまうの?
二日酔いがどういうものかわかった上で、では、なぜ二日酔いになってしまうのかをGeminiちゃんに聞いてみましょう。

アルコールから酢酸に直接分解されるというわけではなく、一旦「アセトアルデヒド」なる物質に分解されます。このアセトアルデヒドが厄介な物質で、非常に毒性が強いことで有名です。大気汚染物質として、また、シックハウス症候群の原因ということで耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
今度はアセトアルデヒドを酢酸に分解していくわけですが、その過程で分解が追いつかず、アセトアルデヒドが体内に溜まってしまうと、二日酔いの症状が発言してしまうメカニズムなんですね。
アセトアルデヒドには血管の拡張作用もあり、それによって、飲酒後に顔が赤くなることもあるようです。それについて調べた記事も合わせて見ていただけると幸いです。
他にも二日酔いの原因となるものとして、以下のことが挙げられます。
- 脱水症状: アルコールには利尿作用があり、体内の水分を通常よりも多く排泄させます。これにより、体が脱水状態になり、喉の渇き、頭痛、倦怠感などを引き起こします。
- 低血糖: アルコールは肝臓での糖の生成を抑制するため、血糖値が下がることがあります。これにより、だるさ、めまい、集中力の低下などの症状が現れることがあります。
- 睡眠の質の低下: お酒を飲むと一時的に眠気が誘発されますが、アルコールが分解される過程で交感神経が刺激され、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなったりします。これにより、翌日の疲労感が増します。
- 胃腸への負担: アルコールは胃の粘膜を刺激し、胃酸の分泌を増やします。これにより、吐き気や胃もたれといった症状が出やすくなります。
どうしたら二日酔いにならないの?
よかった……私の日頃の行いが悪いから二日酔いになっているわけじゃなかったんだ、一安心――。
といきたいところですが、じゃあ、どうしたら二日酔いにならなくてすむのかというところまで聞いておかないと気がすまないというもの。

なにか特別なことをしなくとも、小さな心がけで明日の自分をいたわることができそうですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。私はお酒を飲むのが人生と思うぐらいに好きなので、なかなか禁酒・断酒することは難しいかも知れませんが、Geminiちゃんが教えてくれたような、自分を労る飲み方であれば、私にも十分やっていけそうな気がします。折角ですから、お酒とは長く・楽しく・健やかに付き合っていきたいですよね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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