旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

家飲み7杯目:ニッカウヰスキー ピュアモルト(赤)

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さらしなです

 

健康診断も終わり、久々に会社の同僚と宴会をしてきました。

会社の飲み会が嫌いな人もいるようですが、自分はその辺り全然気にならないです。

説教だったり昔話をするような人がそこにいないから、楽しいと思うのかもしれません。

今回は久しぶりに家飲みの記録を貼ろうと思います。

タイトルにありますように、ニッカウヰスキーの「ピュアモルト(赤)」です!

 

 

「(赤)」ってなんだ!?

 

ニッカウヰスキーのウイスキーといえば、有名なのが「ブラックニッカ」です。名前に色が含まれていますが、それ以外にも、今回の「ピュアモルト」にも色が含まれており、それぞれに特徴があります。

  • 余市蒸溜所のモルト主体の「ピュアモルト・ブラック」
  • 宮城峡蒸溜所のモルト主体の「ピュアモルト・レッド」
  • アイラ・モルトタイプの「ピュアモルト・ホワイト」

 

今回飲んだんだのは、そのうちのレッドの方です。 

以前はブラック、レッドともにスーパーでも見かけることができましたが、気づけば終売。

 

ホワイト? 知らない子ですね……

 

シングルモルトとピュアモルトの違い

よく耳にする「シングルモルト」。

モルト(=MALT)は『大麦』の意。これはモルトウイスキーのみで作られたものであることを指します。

ニッカウヰスキーだと「余市」や「宮城峡」がこれに当たります。

一方、同社の「竹鶴」は「ブレンデットウイスキー」に該当します。ブレンデットウイスキーは大麦から作られた「モルトウイスキー」と、小麦やとうもろこしなどの穀物(=grain)から作られた「グレーンウイスキー」をブレンドして作られたものですね。

 

そうなる時になるのがシングルモルトとピュアモルトの違い。

原料がモルトのみのウイスキー(グレーンを使用しないもの)
単一蒸溜所だけで作った「シングルモルト」も「ピュアモルト」です。他には、複数の蒸溜所のモルトどうしを混ぜ合わせたものを「ヴァッテドモルトウイスキー」(ブレンデッドモルトウィスキー)と呼んでいます。つまり100%モルトを使ったウィスキーということです。

シングルモルトって? ウィスキーの名称あれこれ

つまるところ、シングルモルトとピュアモルトは同義ということになります。

これは推測ですが、ピュアモルトのほうがより大麦100%感が強くなるからだと思っています。

 

ピュアモルト(赤)について

では早速御尊顔。

比較的小ぶりのボトルに、シンプルなラベル。

この辺りは名作として名高い「フロム・ザ・バレル」に通じるものがありますわね。

色合いも美しい琥珀色です。

熟成の問題などで色の薄いウイスキーをたまに見かけますが、なんか食指が伸びないんですよね、あれ。

 

 

味はいかほど

早速ストレートで味見。

匂いは干しぶどう。ボンド臭というか有機溶剤の感じは薄めです。

宮城峡蒸溜所の原酒が主体のようなので、ニッカの代名詞であるスモーキー感は抑えられています。

肝心の味ですが、カラメルというか焦がした砂糖がつよいです。

 

前記の通り終売しているので普段飲みは躊躇してしまいますが、もし現在も発売されていれば、常飲したくなる一本なのではないでしょうか

 

ハイボールにして飲んでもみました。

梨の風味が出てきます。時折顔を覗かせるくるみの味も。色合いは炭酸に負けず、しっかりウイスキーの色が残ります。まぁ、元の色が強いのからなのでしょうが。

 

肴は自作の浅漬。浅漬けのもとは市販ですが、販売されている浅漬より美味しい気がしました。辛子と合うのは予想外w

 

 

 

 

今回は以上です。

今日も読んでいただいてありがとうございました!

*1:灘 伏見さんによる写真ACからの写真