アイツのうまい時期がやってくる
つい最近まで言うほど暑くなかったくせに、昨日あたりから夏が猛ダッシュかけてきましたが、お元気ですか? 私はいつもダメ。
まだ何とか耐えられる気温ではありますが、これが一週間、一か月と続いていくかと思うと、今からため息しか出ないというもの。こんなじめじめとした日に飲むとすれば
「とりあえず中生人数分」
と、パブロフの犬よろしく反射的に唱える兄貴たちも少ないのではないでしょうか。気持ちはわかるよ、うんうん。
かくいう私もビールは嫌いではございません。ございませんが、生ビールよりは断然瓶ビール派なのです。
今回は前編ということで、瓶ビールがなぜいいのかについて書いていこうと思います。
何故瓶ビールがいいのか
分かっちゃいるんですよ、生ビールも良いってことぐらい。あのギラギラでシュワシュワなそれをごっごっっと飲み干していく感覚もいいし、口の中で弾ける炭酸の具合もいい。あの重量感だって何物にも代えがたい。
それでも! それでも瓶ビールがいいのにはいろいろ理由があるわけです。
- ビールサーバーとかいうブラックボックスに左右されない。
- 自分のペースで飲める。
- とかく早い。
こんな感じでしょうか。
1.ビールサーバーとかいうブラックボックスに左右されない
最初に申し伝えておきますが、私は飲食店で働いたこともないし、飲食店で働いている友人が多いわけでもありません。あくまでネットのどこかで聞き及んだ程度です。その程度の知識でしかないことをご承知おきください。
どうも生ビールのうまさを左右するのはビールサーバーをしっかり洗浄することにかかっているというじゃありませんか。
それ以外にももちろんグラス・ジョッキの洗浄なんかも必要だそうです。そうしないとよろしくない匂いがついてしまったり、味に影響が出たりするんだとか。グラスやジョッキが奇麗かどうかは外野が見てもなんとなくわかりますが、サーバーの洗浄がなされてるかどうかは、素人目には目につきにくい(と思ってますが、実際はどうでしょ)。勿論、ほとんどの飲食店は定期的な洗浄をしていると思ってます。
その点、瓶ビールはサーバーを介さないわけですから、そこらへんはクリアになるっていうのは強みだと思うんですよね。
2.自分のペースで飲める
これはなかなかでかい。「その都度」「飲みたい分」飲めるというのは生ビールにはない利点だと思ってます。
飲兵衛がはしご酒するのなんでだと思いますか? もっとアルコールを摂取したい、アルコールで日頃の鬱憤をぼやかせたい等、個人個人であるかと思いますが、私としては
「新鮮な気持ちで飲みたい」
ということだと思ってます。いくら素敵な店でも何時間もいると、極端な話飽きてくるんですよね。悪い意味ではなく新鮮味がなくなってくる。楽しい場所なんだけどなんかこう引っかかってしまう的な…。河岸を替えることによって、心機一転、新しい心持で飲めることに期待してるんだと思います。また場が温まるまで時間がかかるなんて思いもしません、飲兵衛なんだから。その新しい気持ちで飲むというのを、瓶ビールで疑似的に体験できるのではないでしょうか。グラスの中を飲み干して再度注ぐ直して、つまみを一品頼んでみる。そのうえで机を見てごらんなさい。最初と同じ風景があるわけですよ。実質飲みはじめと一緒ってもんです。
それに、瓶ビールは瓶の色が透明じゃないからか、残っている量が一見して分かりにくいというのもいいです。「気づいたら飲み切っている」その感じが、自分のペースで飲めるということにつながっている気がします。
3.とかく早い
速 さ は 正 義 。
皆さんは生ビールと瓶ビールどちらがお好き?
どっちも嫌いな人は好きなホッピーの色を教えてくれよな!
次回は各瓶ビールについての思い込み印象について書いていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
日本の各大手メーカーが出している瓶ビールについて追記しましたのでぜひ!