安酒の名を冠してはいるものの侮るなかれ!
最近は日本酒党になりつつある私ではありますが、もちろん蒸留酒も大好きです。その中で焼酎と双璧をなすのが、ウイスキーです。覚えているなかで一番初めに意識しながら飲んだのは、友人夫婦から頂いたカリラでしょうか。あれがウイスキー沼に浸かり始めたきっかけだったかもしれません。
さて、世界には五大ウイスキーなるものがあるわけですが、皆さんはご存じでしょうか。
- スコッチウイスキー
- アイリッシュウイスキー
- アメリカンウイスキー
- カナディアンウイスキー
そして
- ジャパニーズウイスキー
ですね。世界からの評価が高い日本のウイスキーですが、当然値段・品質にもピンキリあるわけで、皆さんが思う安酒にはブラックニッカやサントリーのトリスウイスキーなどがあるでしょう。今回はその安酒の名を冠している銘酒「ブラックニッカスペシャル」を飲み解いていこうと思います。
「ニッカウヰスキー」とは
ブラックニッカの説明をする前に、まずは製造元であるニッカウヰスキーの説明をしなければなりません。
ニッカウヰスキーは日本ウイスキーの父と称される竹鶴政孝氏が設立した大日本果汁が元になっています。大日本の「日」と果汁の「果」から「日果(にっか)」と称され、それが現在のニッカウヰスキーのもとになっていると言われています。
単身、ウヰスキーの本場であるスコットランドに乗り込み、ウイスキー造りのノウハウを学び吸収してきた竹鶴氏は、スコットランドと同様の気候である北海道でウイスキーづくりを始めていくわけです。この辺りは一昔前のNHKの連ドラ「マッサン」が記憶に新しいかと思います。
更に詳しくご覧になりたい方は、竹鶴氏の自伝「ウイスキーと私」を読んでみることをお勧めいたしますぞ。
今回飲み解いていく「ブラックニッカ」が世に初めて出たのが、1956年とのことで、もうかれこれ70年近いロングセラ―といえる一品です。
ニッカウヰスキー(株)の創業者である竹鶴政孝は、“日本の洋酒界を代表するブランドにしたい”という想いを込めて、1956年に初代「ブラックニッカ」をつくりあげました。
多種多様な「ブラックニッカ」の中から今回選んだのは……
一口にブラックニッカと言っても、様々な銘柄が存在しています。その中でも、今回紹介したいのは、タイトルにもありますように「ブラックニッカスペシャル」になります。近所のスーパーライフで1,500円しない程度で売っていましたぞ。ブラックニッカスペシャルの良さと言えば、手ごろな値段でありつつも、しっかりウイスキーを楽しめるという点だと思っています。
余談ですが、既に終売となってしまった銘柄の一つに「ブラックニッカ8年」というものがありました。銘柄についている「●年」というのは、この銘柄で使われている最も若いお酒が●年熟成されたものということを現しています。ですので、ブラックニッカ8年は、これを作るのにつかわれた最も若いお酒が8年熟成されたものと言っているわけです。この銘柄も、自分的には至極の一本でした。なくなったのが本当につらい……。
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どっしりとした面持ちと金字からは高級感が漂っています。ブラックニッカスペシャルの瓶は円柱ではなく四角型なのも面白いところです。
色は明るい琥珀色。このあたりはコンビニなどで見かける「ブラックニッカクリア」よりも数段落ち着いた色に見えます。
ストレートで軽く口に含んでみると、度数の高いアルコール特有のとがった感じはあまりありません。上がってくるのは、炒った穀物やマカデミアナッツのような甘味のあるナッツ類でしょうか。ビターチョコレート感もあるかもしれません。
少量の水を加水すると、穀物・ナッツに合わせて華やかな感じも合わさってきます。また、サトウキビのような甘さも顔を出してきているように思います。みずみずしいリンゴの雰囲気も現れてきます。
初めてストレートで飲んでみたいけれどどれがいいか、また、ちょっと踏ん切りがつかない方でも、親しみやすいかもしれませんね。
個人的な感想としては以下の通りです。

まとめ:ウイスキー好きにステップアップするには最適な一本
いかがでしたでしょうか?
個人的にはバランスのいい、家に一本あると生活がはかどるなぁと思いますね。
ストレートや少しの加水で結構飲みやすい部類に入るので、今回は試しませんでしたが、ハイボールだと炭酸に押されてしまうかもしれません。
どこででも見かけるものでもありませんが、もし見かける機会がありましたら、是非とも手に入れてみることをお勧めします。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!
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