今更なんですが「第3のビール」っていうじゃないですか。ニュースなんかで酒税が上がりますみたいな報道があった時に聞くあれです。
あの名前の由来がどうにも分からなかったんですよね。
まあ、1番目はビールということは分かるんですが、じゃあ2番目はなにかっていうところからピンと来なかったんです。
今回はなぜ第三のビールと言うのかを解説していきます。
おしえてgeminiちゃん!
こういうのはですね、さっそく生成AIであるgeminiちゃんに聞いてみるのがよいのです。しかし、すごい時代になったもんだ、うん。
(※googleの生成AI Geminiを使っています。生成AIの回答は必ずしも正解しているとは限りません。回答を再確認するなどの対応を行ってはいますが、すべてを確認することは困難であることご承知おきください。)

さすがにここまでは出力してくれませんがね。
第三のビールの名前の由来は、ビール、発泡酒に次ぐ「第三カテゴリのビールテイスト飲料」ということのようです。メーカーが言っていたわけではなく、マスコミ・広告代理店によって作られた造語とのこと。確かにメーカー由来の「新ジャンル」と言われるよりも「第三のビール」と言われたほうが、ビールっぽい味なんだな!というのが容易にわかりますもんね。
物知りなgeminiちゃん、更に教えてくれました。


酒税法上、どれに該当するのかは、使用原料と使用する麦芽の比率によって変わってくるとのことです。
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ビール: 麦芽比率50%以上で、定められた副原料(ホップ、水、酵母、その他政令で定めるもの)のみを使用しているもの。
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発泡酒: 麦芽比率50%未満、または麦芽比率が50%以上でもビールに認められない副原料(コーン、スターチ、米など)を多量に使用しているもの。
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第三のビール(新ジャンル):
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発泡酒にスピリッツ(麦やトウモロコシなどを原料とする焼酎のようなもの)を混ぜたもの。
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麦芽を全く使用せず、豆類やエンドウ豆などの植物性タンパク質を原料として作られたもの。
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ちなみに現在は350ml換算のビール: 63.35円、発泡酒: 46.99円、第三のビール(新ジャンル): 46.99円となっていますが、2026年10月にはどれも350mlあたり54.25円となるとのことです。単純に数字だけ見るとビールは酒税が下がっているわけですが、正直値段据え置きで、発泡酒と第三のビールが値上がりするんだろうなと思ってしまいます。
複雑な酒税制度とメーカーの企業努力の賜物だった
いかがでしたでしょうか。第三のビールが世に出た背景は、単に安価なものとして生まれたということではなく、日本の酒税制度の複雑さと、メーカーの企業努力、そして、消費者の節約志向によるものだったと言えますね。
因みに、私が以前よく飲んでいた金麦やのどごし生なんかも第三のビールに含まれるようです。何も言われなければ全然気づかねえや……。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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