はじめに
今回は、先日強羅の『佳ら久』に宿泊した際にいただいた「金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸」を、自分なりに飲み解いていこうと思います。オリーブと純米吟醸、一見すると共通点がないようにも見受けられますが、はたして。
蔵元について【西野金陵株式会社】
蔵元の興り
こちらは、香川県琴平町に蔵を構える「西野金陵」さんで醸された一本です。琴平町と聞いていの一番に思いつくのは、やはり金刀比羅宮ではないでしょうか。この西野金陵さんも金刀比羅宮の参道へ至る道に店を構えておられます。
もとの興りは1658年に染料の藍の商いを初めたことがきっかけとのことで、360年以上の歴史があります。酒造を初めたのが1779年と言われており、こちらも250年近い歴史をお持ちです。
ちなみに、西野金陵さんは「金陵の郷」と呼ばれる、見学施設を運営されておられますが、もう5,6年以上前ではありますが、伺ったことがあります。ショップ以外にも、江戸時代の酒造りの説明や、酒にまつわる資料を展示した資料館もありますので、より深く日本酒を知るいい機会になるかと思います。
金刀比羅宮にお参りの際には立ち寄られてはいかがでしょうか
金陵の名前の由来は?
さて、銘酒「金陵」の名の由来ですが、江戸時代の儒学者である頼山陽が琴平を訪ねた折、この地が中国の古都金陵(代々帝王発祥の地南京)を思わせるものがあるとして琴平の地を金陵と呼んだのに由来する命名とのことです。
【実飲レビュー】「金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸」を飲み解く

名前にある「瀬戸内オリーブ」。一見日本酒には接点がないように感じるかも知れませんが、なんとこちら、オリーブから誕生した酵母「さぬきオリーブ酵母」を使って醸しているとのこと。
しっかりと冷えた状態で提供いただきました。グラス越しに見える、ブドウの果実を思わせる明るい白が目を引きます。まずは一口。マスカットのような、上品な葡萄の味わいをしっかりと感じます。後味もくどくなく、一口、もう一口とスイスイ飲めていきます。これは、夏飲むのにかなりおススメです。
今回、鯛の鉄板焼を中心に合わせましたが、どちらも比較的あっさりとしているのに、物足りないとは感じない、むしろ、非常に味わい深くなったように思います。公式サイトでは、オリーブ牛のタリアータやオリーブ真鯛のフリット等、洋食ともよく合うとの評がされていました。
お酒自体は結構お値打ち価格なので、見かけたら一本買い求めてはいかがでしょうか。
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