旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

【宅飲み手帖2】未来のレモンサワー

高かった気温も少し下がり、少年時代の夏が戻ってくるかしらなんて思っていたのもつかの間、気づけばまた気温が上がり始めてきた。

私はいわゆるカレンダー通りの休みなのだが、妻はシフト制で、原則日月が休みとなっている。なので、お互いが空いているタイミングというのが、基本的に取りづらくなっている。加えて、彼女は結構前から予定をいれるタイプなので、二人が揃って家にいられるというのは、そう多くない。

今日はその、多くない日の一日というわけである。

せっかくお互いが家にいるということで、昼飲みをしようということに決まった。近所のスーパーに二人で向かう。先日奈良に行ったときから、どうもタコスにハマったようで、頻繁にタコスづくりの動画を送ってくる。

今日はそれに倣ってタコスを作ることにした。それだけでは心もとないので、某フライドチキンの再現レシピにも挑戦することに。今週健康診断なのだが大丈夫かしら?

Amina | • Burger wrap • Une idée recette facile, rapide et surtout très bonne ça peut être pour le ftour ou le Sohour. Vous mangez quoi pour le... | Instagram

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正直なところ、料理に関しては二人でするよりも、一人でしたほうが楽だ。彼女はレシピ通りに作ることを是としているから、グラム単位で計量しながら作っている。対して、自分はおおよそ目分量でも大丈夫とと思っているから、料理に対するスタンスが180度違うと言ってもいい。日頃料理をする・しないというところでも、考え方に影響を及ぼしているのだろう。

自分は結構口出しをしてしまうタチなので、それを如何にしてセーブしていくことに心血を注ぎがちになるのだ。言われた方は「ちゃんとレシピ通り作っているのだから、何を言われないといけないのか」という心持ちになってしまうだろう。多分自分もそう思う。

今回の担当は自分がタコス、彼女がフライドチキン。

タコスも以前作ったものとは作り方が違う。前回はすべてを別々に作り、食べるときにトルティーヤに乗せていったが、今回は、トルティーヤに合いびき肉を乗せ、肉に日が通ったところでチーズを乗せるタイプだった。それに合わせてトルティーヤのサイズも大きくしてほしいとの注文が入る。

レシピ通りにトルティーヤに合いびき肉を乗せ、ひっくり返す……返……返らない。

トルティーヤに厚みがあるからか、それとも肉の油が邪魔をしているのか、ひっくり返そうにも記事がだれてしまって、うまくひっくり返ってくれない。

フライ返しと箸の二刀流であーだこーだ格闘し、なんとかすべて焼き終わったが、動画で見たそれとは随分姿形の違うものが出来上がってしまった。嗚呼無念。

とりあえず彼女のチキンも出来上がった。今回の一杯は「未来のレモンサワー」

販売当初は誰も彼も「画期的な商品だ!」みたいなことを言っていて、それこそ東京駅の東海道新幹線改札内のキオスクでも売っていたように記憶しているが、それからとんとお目にかかることはなかった。それが、今になってご尊顔を拝することができるとは。

フタを開けると、炭酸の泡が絶妙な高さまで吹き上がってきたのちに、レモンのスライスが顔を出す。一口飲む。甘さとレモン特有の酸味を感じるが、甘みのほうが強く感じる。他の種類だと味は異なるのだろうが、これに関しては結構甘い。

個人的にはレモンスカッシュのアルコール版のように感じる。

タコスの画像は取り忘れてしまったので、フライドチキンの方を。本家にかなり近いのではないか。とくにこの塩気とハーブの取り合わせがいい。今回は鶏ももでチャレンジしたが、手羽元でも十分美味しいのではだろうか。比較的低温でじっくり揚げていくので、軟骨なんかも食べやすくなるのではないかと思う。

宅呑みは一人ですることなんかも多いが、二人でするのもまた乙なものだと、チキンの出来を夫婦で褒め称えながら、そう思った。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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