さらしなです
この間、後輩と新橋の立ち飲み屋に行った帰りに考えたことを書いてみようと思っております。
飲み終わったのが夜の11時過ぎ頃。メンバー3人のうち、1人は地下鉄、もうひとりは横浜方面。私は1人、東京方面行きの山手線に乗りました。幸いと席が空いていたので腰を下ろし、ぼうっと外を見ておりました。
有楽町着。
まぁそれなりに人が乗り込んできて、席はあらかた埋まった状態。あとから一組のカップルが私の目線の先、反対側のドアの方へ。ちょうど視界の前にいるので、普通に入っている状態。
そいつらがまぁいちゃつく。
法に引っかかる程のことはしてないんですよ。私が軽く引くレベルなだけなので。だから、突き詰めていけば「見なければいい」ということに落ち着いてしまうんですが、なんかこう、見せつけられている感があるのか、意識的に視界に入れてしまうのです。よくあるじゃないですか。「見てはいけない」って言われると逆に見ちゃうやつ。アレです。
その様態を景色に同化させて眺めながら思ったんです。
「これ、マジックミラー号と同じじゃね?」
って。マジックミラー号、通常MM号ですが、特に調べないでいいです。男性各位はまぁ分かるでしょう。要は、片面が鏡になっていて、一方からは普通に見えるけれど、反対からは反射して見えないって、あれです。
あのカップルの周りを、きっとマジックミラーがぐるりと取り囲んでいたんでしょうね。それも鏡の方。なので、MM号とは向きが逆ですね。
そうすると、鏡の方からは外の景色は見えない。映るのは自分たちだけ。きっと周りからはどう思われているのかなんて知る由もないのでしょう。だから、ちょっとぐらい度を越しててもあまり気になっていなかったのではないか。
一方の私らからは普通に見える。そこの空間の断絶があり、所謂異質なものを「見させられている」からこそ
「やってんなぁ」
とか
「みっともない」
と、思わずにはいられないんじゃないかと邪推してしまいます。
そんな1円にもならないことを考えながら、最寄り駅に到着したので下車。
あのカップルはまだ載っていたので、きっと池袋とか大塚辺りにいったんでしょうね。知らんけど。
車内でいちゃつくカップルの、絵面の汚なさってすげぇな!!
— 振り向けば更科 (@anonymity080) 2019年7月24日
あ、嫉妬とかやっかみじゃないんで
(#^ω^)
(そこのところとても大事)
とりとめのない文章になってしまいましたが以上です。