旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

ホスピタリティとはなんなのかを考える

さらしなです

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最近のニュースで目についたのを、久しぶりに書いてみようと思います。

ちょっと遅くなった感がありますが('A`)

www.nikkei.com

 

 

 

新幹線荷物置けない問題

国内をめぐる際の交通手段としては下のものが代表的だと思います。

 ・自家用車
 ・高速バス
 ・列車(新幹線含む)
 ・飛行機

車はここでは置いておいて。バスにしろ飛行機にしろ、荷物を置くスペースはあるのでさして気にならないと思いますが、やはり列車は難しい。何しろ置く場所がない。

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↑の画像みたいな荷物棚しかない。幅は測ったことはないですが、4,50センチぐらいしかないのでしょう。2,3日出張やら旅行するぐらいの小型のスーツケースしか乗らない。それより容量が大きいのも乗ることは乗るんですが、どうしても不安定で、落ちてこないか気になってしょうがないのです。

また、荷物棚も無限にあるわけではないので、当然乗る分にも限界があります。お盆やら年末年始はもう大変。どうなるか。通路まで荷物があぶれてしまいます。当たり前ですわね。

 

事前予約制にして解決するのか

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そもそもなぜこのようなク○案が出てきたのかというところですが

2020年の東京五輪・パラリンピックで外国人観光客を中心に大型荷物の持ち込みの増加が見込まれるため、対応することにした。

新幹線、大型荷物は事前予約制に 東海道・山陽などより

確かに、日本を訪れる外国人の数は右肩上がりの状態です。2018年で3,000万人を超えており、2020年のオリンピックにかけて、より多くの外国人が日本に来るのは明らかでしょう。滞在期間は10日程度と言われており、必然的に荷物が多くなるというものです。

最後部座席の指定席とセットでの予約が必要で、追加料金は不要という。

(中略)

現在は荷物置き場の指定はなく、乗客がそれぞれスペースを探して置いている。誰の荷物か分からないため、新たな対策でセキュリティーの向上にもつながるとしている。東海道新幹線の「のぞみ」では42席、「ひかり」は32席、「こだま」は17席分が荷物置き場とセットで事前予約できるようになる。 

新幹線、大型荷物は事前予約制に 東海道・山陽などより

多くてもたかだか40人分しか増えないのであれば、焼け石に水でしかならないんじゃないんでしょうか。今のような、荷物が通路に出てしまう状況が解決するようには見えないのです。

 

どうしたらいいもんか

1.1両丸々荷物置き場にする。

素人考えだと1両丸々荷物置き場にするのがベストなんじゃないかと思ってしまいます。ただ、それだと乗客からの運賃がまるまる入ってこないことになってしまうので、その分追加料金を徴収するのもありなんじゃないかしら。料金によって2重ロックにするとかしたら、安心度は増すんじゃないかしら。
絶対暴動起きそうだけどな!('A`)

 

2.各車両の1部を荷物置き場にする。

以前ドイツ旅行をした際にあちらの特急に乗ったんですが、荷物置き場のスペースが確保されていました。日本でも確か、北陸新幹線だったりJR北海道の特急にも荷物置き場があったように記憶しています。
ただ、単にスペースが有るだけなので、荷物の管理は自分でしないといけません。荷物置き場に近い席であればいいんでしょうが、離れてしまうと心配になる人もいらっしゃることでしょう。

 

ホスピタリティの側面から見ることが必要

予約制も1案としてはありなんでしょうが、ホスピタリティの観点から考えるべきなんじゃないかなと思います。いわゆるところの「おもてなし」ですね。JRは座席を減らすことで収入が減るのを危惧しているんじゃないかと思います。瞬間的にはそうかも知れませんが、荷物置きスペースの設置などで満足度が向上すれば、また来てくれる可能性も上がるんじゃないかと思います。もちろん、それだけで向上することはなく、トータルで考えないといけないんですが。でも、交通機関は来てから帰るまで付き合うものですから、重要度は決して低くないと考えられます。

それによって、長期的に収益が上がれば悪いようにはならないんじゃないでしょうか。

 

今回は以上です

読んでいただいてありがとうございます!!