こんばんわ、さらしなです。
本日5月25日をもって47都道府県に出ていた非常事態宣言が解除されました。
(首都圏や北海道以外はこれよりも前に解除されておりましたが)
これに伴い、自粛要請を受けていた飲食店も徐々にではありますが、自粛要請解除ということになるのでしょう。実際、帰宅途中において、以前よりも往来する人の数は多かったですし、今まで戸を閉めていた飲食店にもあかりが灯っているところも見受けられました。
そんな中で以下のニュースを見つけました。
内閣府か経済産業省が所管になるのかなぁと口半開きでサイトを見てみたものの、それらしい話はまだ出ていないので、ニュース記事をば。
・国内旅行の半額補助
・プレミアム付き食事券の発行
おそらくはこれらが目玉なのでしょう。非常事態宣言後、飲食店をはじめとした各業種に自粛要請が引かれたことで消費自体は確実に減少しているように思えます。たまに出社することがあるんですが、その時悩むのは昼飯をどうするか。外に出たところで結局どこもやってないんですよね。なので、今まで以上に行くところが制限されておりました。
サービス業、殊に旅行業に従事、または密接している業種ですと、県境を跨いだ往来の自粛の影響をもろに受けていると思われますので、そちらに対してのカンフル剤という位置づけなのかもしれません。
この政策が適か不適かといえば適かと考えます。しかし、適時かどうかを考えるとそうとはいいがたいのではと思わずにはいられません。
まだコロナが収束していないという点に尽きるわけですが。
ただ、その事象だけが問題ではないということ。
ある程度の「収束」を見せている今回の新型コロナではありますが、「終息」ではないのです。北海道で第2波が来たことは記憶に新しいのではないでしょうか。当然それは国内どこでも起こりうる話。ある程度落ち着いたからと言って箍を緩めてしまうと、一気に感染が拡大することは十分考えられるのではと思います。
3月の連休でちょっと羽目を外した結果、それが感染者増につながったのも最近のことです。
また、実際に旅行補助の話が挙がると、ワイドショーやら雑誌でその特集が組まれることが容易に想像できます(あくまで勝手な意見ですが)。そうなると「旅行に行かないと損をするのではないか」と考える人も多かれ少なかれ出てくるわけで。まだ、解除になる前から海に出かける人もいたそうです。これが解除された上に旅行に補助が出た日には、もうね('A`)ヴァー
経済のカンフル剤のはずだった旅行の補助等を打ち出すことが、県境をまたいだ往来を活発化させて、結果、またもコロナ渦が再燃してしまうのではと危惧してしまいます。
緊急事態宣言の解除後も一定期間は県境をまたいた往来については自粛を要請を求めるとのことなので、これまでの緊張感をどこまで保っていくことが、今後更なる収束に向かっていくのか、はたまた、ぶり返して全国的な第2波、第3波を迎えてしまうのかの分水嶺になるでしょう。
また、これだけではなく、テレワークの継続や通勤時の電車や混雑した場所の回避など、これまで行っていたことの継続も当然必要となるでしょう。
今までのように神経質になりすぎる必要はないかもしれませんが、これまでのような対応を引き続き取り組んでいく必要があるかもしれませんね。
今回は以上です。
読んでいただいてありがとうございました。