旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

酒も見た目が9割?

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竹内一郎さんの著作に「人は見た目が9割」というのがありましたね。

www.shinchosha.co.jp

今もそうなんですが、基本斜に構える人間なので、こうド直球に書かれてしまうと、視界から消してしまうのです。もうないものとして扱う感じでしょうか。結構話題になった本だったように記憶していますが、いまだに読んだことがありません。あの時よりは、精神的に少し落ち着いたと自負しているので、これを機に読んでみたいと思います。

 

どうもさらしなです。

本日は、こちらのニュース記事について書き連ねていきます。

www.nikkei.com

今まで知らなかったのですが、裏のラベルって標準化されていなかったようです。
(googleで見てみても裏ラベルの海外版が見当たらなかったので。もしかしたら、傾向なんかはあるのかもしれません)

昨今の日本酒の海外展開に伴い、日本貿易振興機構(JETRO)内に設置されている「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」が標準化したものを作成されたそうです。

www.jetro.go.jp

 

その中で法定記載事項以外に重要度の高い6項目として

  • 香り・風味
  • 味覚
  • 推奨飲用温度
  • 保存温度
  • ペアフード
  • 産地

これらをピックアップし、さらに興味や関心度の高い2項目として

  • 醸造元の物語
  • 製品の物語

合計8項目を裏のラベルに記載することを推奨するとのことです。

 

確かに、重要な6項目は私たちが選ぶ際にも気になるところですし、あとの2項目についても、日本酒そのものや、それが作られた産地に思いを馳せるためにも、重要な事項であると言えます。

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いきなり飲むよりも、ある程度情報を頭に入れたほうが、幾分かあたりをつけられるわけですし。何も知らない人がいきなり飲んで、結果、アンチみたいになってしまったら、すごくもったいない('A`)ヴァー。

日本酒自体に興味を持ってもらうことで、ファンを増やすためにも、また、日本に興味を持ってもらうことでそれこそ旅行客を増やす、そういう面からみても、今回の取り組みは素敵なものだと思います。

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今回の取り組みは輸出用の標準裏ラベルということでしたが、国内分でも同様の取り組みをするといいのではと思います。買い求める側もそうですが、売る側としても、カテゴライズできるものが分かれば、ユーザーの好みなどに合わせて、柔軟に提案することが可能となります。日本酒ユーザを増やすには、情報をオープンにして、門戸を広げることが大事だと思います。

 

まだ、これはたぶんあり得ないとは思いますが、表のラベルは変に翻訳なんかしなくて、日本で売っているそのままで販売してほしいものです。

ウイスキーにしろ、ワインにしろ、表のラベルまで日本語に翻訳されたら、味気なくないでしょうか。海外の言葉で書いているからこそ、風情がありますもの。
まぁ、表のラベルには連綿と続いてきたものがありますから、変えることは十中八九ないとは思いますが。

 

表のラベルは人でいうところの顔などの外見的なもの、裏ラベルは性格などの内面的なものといえます。それら両面で、国外における日本酒ファンが一人でも増えるといいですね。

 

 

本日は以上です。

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読んでいただいてありがとうございました!


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