旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

有楽町「立呑みよもだ」立ち飲みレビュー【ソトノミログ】

有楽町のスタンディングビアバー(?)「バーデン・バーデン スタンド」を後にした2軒目。まずは行きたかった東京交通会館の地下にある「徳田酒店」へ。

足を運んだはいいものの、門前には5人ほどの待機列。前々から行きたいと思っているものの、なかなかありつけない。行こうと思えば思うほど、思い通りに行かないことがしばしば。まぁ、こればっかりはしょうがない。その時の縁なんだとそう思うことにして別の店に向かう。

有楽町駅の高架下には大小さまざまな店があるが、それらはいったん横に置き、もう一度日比谷側に戻る。次に向かうのはよもだそばが運営している「立吞み よもだ」だ。

ここの特徴は30分500円でハイボール、サワーが好きに飲めることだ。

意を決して暖簾をくぐる。目の前にはアルコールのサーバーが鎮座している。自分のほかには先客が4人。サーバーを境目にして二人-二人と並んでいる。店員に促され、サーバーの左側に陣取る。入れてあと一人でいっぱいになるだろう。ここまで狭小な店は初めてだ。

壁にかかったメニューに目を向ける。鯨があるし馬肉もある。鯨肉も馬肉も自分の好物だ。豚や牛を生で食べる気はないが、やはり生肉は旨い。こればかりはしょうがない。地元の鹿児島にいるときは鳥刺しを好んで食べるが、あれは厳格な処理方法が定められているから食べられるのであって、関東で中途半端な火入れの鶏肉を見ると辟易してしまう。

だが生憎と、鯨も馬も売り切れ。まぁしょうがない。

1軒目でのビールが胃でふんぞり返っているので、そこまでたくさん食べるつもりはない。目についたハムカツを頼む。もう1品マグロの赤身を注文したが、写真を取り損ねた残念。

ハムカツはちょうどいい厚さ。以前京都の立ち飲み巡回をした際に訪れた「すいば 京都河原町店」で頼んだハムカツよりは若干薄い。100ページ位の文庫本ぐらいの薄さだろうか。胃に余裕があるときであれば若干物足りないだろうが、今はこれぐらいがちょうどいい。

その日その時のコンディションによって、ハムカツのベストな厚さは変わってくるのだ。皆さんのベストな厚さ、ぜひ教えていただきたいです。

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カウンター――厳密にはサーバーの真裏――には、味変用のシロップが並んでいる。なるほど、これをサワーに入れて好きな味にするわけだ。自分は飲食店に勤めたことがないのでわからないが、他の店でもこんな感じなのかしら? サーバーが目の前にあるのなら、この方がお互い変に手間がかからないからいいのかもしれない。

それにしてもサーバー操作というのは難しい。注ぐ際にはバーを前に傾ければいいだけなのだが、あまりにも勢いよく出てくるものだから、液と泡の調整が難しい。一方で傾け方が足りなければ、ちょろちょろとしか出てこず、充分な泡が出てこない。押し引きが肝要なのだ。それでも、2,3回やればある程度身に着くわけで、帰るぐらいには好みの量が出せるようになった。

 

30分経つ前にはお店の方が声掛けをしてくれるようだが、自分はそれよりも前に退店。飲み会前の0次会使いにはちょうどいい塩梅だった。次は鯨を食べに来よう。

ごちそうさまでした。