旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

五箇山と私

f:id:ataraxia1188:20190718001654j:plain

さらしなです

 

 

ここ最近なんですが、旅行に行く回数がやたらと増えました。

いつもは長期2回+短期3回程度のはずが、今年は長期1回+短期4,5回。

お金の入りは増える見込みはないのに、出るのばかりが増えていく。

ホント暇なんすね、アタシ('A`)

 

さて。

いつもは酒のことばかり触れておりますが、それだとちょっと芸がない。アルコール呑んでないのに酒のことばかり書いていると、いよいよアル中と同じなんじゃないかと思ってしまいます。

今日は趣向を変えて、ワタシの第三の故郷である、富山南砺市五箇山について書いていこうと思います。

 五箇山の場所

五箇山と言っても、そういう名前の集落があるわけではありません。

越中五箇山の名称は、江戸時代の加賀藩領の地域名称で、赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷の5つの地域からなり平村、上平村、利賀村の三村を合わせた地域の総称である。

越中五箇山相倉集落の概要より

5つの谷の間「谷間(ヤマ)」にある地域で五箇山というそうです。


世界文化遺産 越中五箇山 相倉合掌造り集落

 

現存している集落としては「相倉(あいのくら)」と「菅沼(すがぬま)」があります。自分がいつもお邪魔しているのは相倉集落になります。くっそわかりにくいんですが、赤ピンの場所ですね。

 

 

相倉へのアクセス

私は車に乗らない(≒乗れない)ので、旅行先ではもっぱら公共交通機関だよりです。ですので、今回はその公共交通機関でのアクセスに限定します。

 

まあ、バス一択なんですけどねw

 

北陸新幹線の開通によって第三セクターの駅となったなってしまった高岡駅を起点にして、岐阜県の白川郷で有名な白川郷バスターミナルまでを繋いでいる『世界遺産バス』のみになります。

www.kaetsunou.co.jp

平日は1日6便(そのうち、途中の城端駅から終点までが1便)、土日祝日は1日9便(そのうち、途中の城端駅から終点までが4便)と、本数としてはまぁまぁあるんじゃないかと思います(高岡駅から城端駅まで伸びている城端線の使い勝手がクソなのは内緒)

 

相倉のいいところ

上でも書きましたが、現存する集落は相倉、菅沼、そして岐阜の白川郷です(3つをひっくるめて世界遺産に認定されています)。それでなぜ、相倉ばかりに行くのか。 

 

1.そんなに混雑していない

f:id:ataraxia1188:20190718010727j:plain

白川郷ってクソ混んでるイメージしかないんですよね(行ったことはないです)。
折角人ごみばかりの都会から離れようとしているのに、何が悲しくて観光客ばかりのところにいかなきゃならんのか(その時々によります)。相倉はちょうどいいんですよね、観光客でごった返していないし、逆に閑散ともしていないし。本当にちょうどいい。

 

2.富山観光のついでに行きやすい

城端駅での1枚。左は観光列車の通称「べるもんた」

 

私は自称「富山大好きおじさん」なので、富山へちょくちょく旅行に行きます。
大体1泊、2泊するので、富山市・高岡市へ行った際にもう一観光という感じになっったときに行きやすいのが五箇山なんです。勿論人によって好き好きありますから、他の人は「俺は海に行きたい!」って人もいるでしょうけど、まぁ、それはそれ。
富山から白川郷は流石に遠いので、時間感覚的にも相倉はちょうどいいのです。

 

3.丁度良くのんびりできる

近くの温泉「くろば温泉」

 

――なぜ、山の中の集落に足を運ぶのか。

「のんびりしたいから」この答えにほかなりません。これが命題といってもいいのです。ただ、見出しを見てほしいのですが「丁度良くのんびりしたい」のです。丁度良くとはなにか?
早い時間に宿に入っていい時間まで昼寝をするのもいいんでしょうが、そんなにどっぷりのんびりしたくはないのです。ちょろっと辺りを散策して、ちょっと汗をかく。そうすると日頃の運動不足の解消の端緒にもなるというものです。
そこから考えると、菅沼はちょっと範囲が狭い印象があります。相倉は丁度良くのんびりできる印象です。

 

勿論、住民の方の生活もあるので、節度ある散策が大前提です!
住民の方の邪魔をしないよう、ルールはしっかり守ってください

 

 

都市に住んでいると、自分が疲れているのか、なかなかわかりにくいのではないでしょうか。ここは一度、肩の荷物を下ろすためにも自然の中に浸かってみるのもいいかもしれません。