旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

JREポイントで新潟へ!「どこかにビューン!」で酒と湯に逢いに行く

人生初の越後湯沢

前の世代の上越新幹線

仕事ではない。旅行でだ。二泊三日で越後湯沢に行くことになったのだ。久々の一人旅だ。目的という目的は、特にはない。強いて言えば、何もしないをしにいくということか。少なくとも、観光目的ではない。

さて、行くことに「なった」という表現に、多少引っかかる方もいるだろう。旅行は自発的に行くものだし、あまつさえ一人旅なのだから、行き先は自分で選んで然るべきだろう。それならば「行くことに「した」」ではないか。他人任せがすぎる、と。

流石に、一人旅のいく先を他人様に任せるほど、優柔不断ではない。こればっかりは「なった」の表現が正しい。

ポイントで新幹線乗れるって?

dokokani-eki-net.com

今回はJR東日本の「どこかにビューン」を使った。システムをざっくりいうと、JREポイント6,000ポイントを使って、往復の新幹線代がチャラになる代わりに、行き先と出発時間はJR側で決めるというものである。

今回、行きは6/27の16時ごろ出発し、到着が17時前。帰りは、18時ごろ出発の、19時ごろ着のスケジュール。会社勤めにとっては、出発の時間が中途半端なのが悔やまれる。

勿論、時間はざっくりユーザー側で決めた上でのことだし、行き先についてもJR側がランダムで提示した四つの中から自動的に決まっている。そのランダムで提示される行き先も、気に入らなければ何度でも再度提示してもらうことができるのだ。

なので、ある程度の裁量はユーザーに任されていると言っていいだろう。

ちなみに、他の3つの候補地は

  • 新青森

  • 角館

  • 盛岡

だった。三つが東北で、残る一つが甲信越。その一つを引き当てたというのだから、いやはや、何というか。

人生2度目の新潟

幸いと、新潟に行ったことは、生涯に一度のみである。もう随分と前のことなのだが、あれは新潟市内だった。その時は信濃川を船で渡り、立ち食い寿司を堪能し、ぽんしゅ館で酒を飲む、個人的ベストルートを辿った覚えがある。

あ、あと、バスセンターでカレー食べたな。

その時は素泊まりを選んだが、土地勘がないからか、夕飯を食べるのに随分と苦労したことを、今でもよく覚えている。

今回行く越後湯沢は初下車の地。観光する気がないことは前にも書いたが、初めての地というものはやはり心が踊る。また、今回は朝晩飯付きなので、心配することはない。

酒と湯があれば、それでいい

今回の越後湯沢にも、ぽんしゅ館があると聞く。あそこの日本酒の品揃えは、まさに壮観の一言。酒飲みならば一度は行って然るべきだと思う。加えて、比較的リーズナブルに飲めるのが、またいい。

まさに、大人のテーマパークだ。

加えて、温泉も良い。今回泊まる宿の温泉は低アルカリ性と聞く。個人的にはアルカリ性の湯は大変好みだ。肌にまとわりつく、あのつるっとした感じが、たまらない。

 

出発時間が中途半端なのだけが心残りだが、それ以外は問題なし。早く、色々と放り投げて湯に飛び込みたい。待っててくれ新潟!