旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

飽和とみるか、隆盛とみるか

さらしなです

最近自分が休みを取ると、その翌日から変に忙しくなるの、勘弁してもらえませんかね(懇願)

さて、京都レポの合間にニュースについて。

news.kobekeizai.jp

記事の概要は以下のとおりです。

JASDAQ上場会社のアクサスホールディングスが、六甲山上に蒸溜所を建設予定

・使われていない保養所を、蒸溜所に加えてナイトバーに改修

・2020年11月を目処に操業予定 

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日本各地の蒸溜所の現状

日本は全体が南北に長いため、同じ国であっても気候に違いが出ます(最近はどこも温暖化の影響を受けていますが)。

以前は需要減退の影響で閉鎖等あったと聞いたことがありますが、北は北海道から、南は鹿児島まで各地に蒸溜所があります。

あまり興味のない方でも知っているような有名処ですと

サントリー

  • 山崎蒸溜所
  • 白州蒸溜所
  • 知多蒸溜所

ニッカウヰスキー

  • 余市蒸溜所
  • 宮城峡蒸溜所 

あたりでしょうか(勿論他にも多々ありますが)

ウイスキーの需要回復や2020年の東京オリンピックに備えて一時期よりは増えた感じがします。ウイスキーづくりにはキレイな水と冷涼な気候が必要だと言われています。近畿圏には住んでいないので気候はわかりませんが、水は地名を冠したミネラルウォーターも売られていることから、そこは大丈夫なのでしょう。

 

なぜ、今のタイミングなのか

上でも書きましたが、昨今の蒸溜所建設ラッシュは2020年の東京オリンピックを見据えているんじゃないかと邪推してしまいます。流石に蒸留したてのニューメイクを売ったところでウイスキーマニアぐらいしか買い手がいないでしょうし、裾野は広がらない。やはり2年3年寝かせることを考えると、2016年から17年までに稼働しておく必要があるのかなと思います。そう考えると、なんかゆっくりしてんなぁというのが印象です。(あくまで"2020"年にある程度のクオリティのものを出荷する前提ですが)

 

新蒸溜所に期待すること

タイトルだけ見ると上から目線ですがw

6月28日のアクサスホールディングスの適時開示を見ると、

美しい夜景や名水等の豊かな自然を擁する神戸のランドマークである六甲山での、ウイスキー及びスピリッツ類の製造・熟成、見学・試飲及び販売事業を通じて、国内はもとより、世界中のお酒好きや情報に敏感な人々に訴求することで、ウイスキーを軸とした新たなカルチャーの発信地となることを目的としております。

とありますので、 見学・試飲もできるような施設になりそうです。ファンというか顧客を増やすためには、実際に自分の目で見て、下で味を確認するのが一番確実だと思っていますので、その辺りにも注力していただきたいなと考えています。あとはやはり、その蒸溜所独自の特色を出すことなんじゃないかと思いますが、そのあたりをどうしていくのかも興味深いです。

 

とりとめのない文章になってしまった('A`)

*1:dronepc55さんによる写真ACからの写真