夏休みはないけれど……それでも行きたい一人旅

7月もそろそろ終わりですね。学生は絶賛夏休み中かと思います。
私が勤めている会社には、夏休みというものがありません。自分でタイミングを見計らって、有給を取得するといった感じになります。きれいにカレンダー通りの対応になるわけです。
就職したての頃は「夏休みないとか●ソやんけ……」なんて思ったこともありましたが、世間様と同じようにお盆に休みを取ったとて、交通費は高いわ、宿泊費も高騰するわで、ずらして取得するほうが、お財布的にも、精神衛生的にもいいということにすぐ気づくことができました。
内向的な性格ではありますが、旅先だと初対面の人とのコミュニケーションが結構好きだったりします。特に屋台街に行くと、普通の居酒屋に行くよりも話がしやすかったりします。あれなんなんでしょう? 非日常だからでしょうか?
と言うわけで今回は、私がこれまで行った屋台街のうち、思い出深い屋台街を3つ、紹介したいと思います!
1.はこだてひかりの屋台 大門横丁

北の大地 北海道は函館市にある屋台街です。2005年に開設され、今年の10月で20周年とのことです。長く続いているというのは、地元の人・観光客に愛されているといっても過言ではないでしょう。全国の屋台村と比べて後発ではあるものの、敷地面積800㎡、店舗数26は有数の規模を誇ります。
以前行ったのはコロナ渦前のことでしたから、もうかれこれ7,8年ほど前かもしれません。稚内から函館に向かう、縦断旅行の最後の土地として訪れました。どこの店に行ったのかは朧気ではありますが、おそらくは「居酒屋 北の台所ヤマタイチ」だったかな
ここで偶然知り合った、近畿から来た女性二人組と意気投合し、近くの立ち飲み屋「丸善瀧澤酒店」へ行ったのは、今でもいい思い出です。帰りに手袋落としてしまったのは内緒…。
函館駅にも近いので、観光の一環で行けるのもいいですよね。
2.かごっまふるさと屋台村
ここで地元を出すのはアレだとは思うんですが勘弁してください!
以前は鹿児島中央駅そばに鹿児島屋台村がありましたが、2020年の12月末に惜しまれながらも一旦閉店。その後リニューアルオープンしたバスターミナルの地下街「バスチカエリア」と、鹿児島中央駅に直結している「Li-ka1920」の2エリアでオープンすることになりました。バスチカエリアには18店舗、Li-Kaエリアには7店舗の25店舗があります。
バスチカエリアは「大隅エリア」、「南薩・離島エリア」、「北薩エリア」の3つに分けられており、それぞれ特色ある店が軒を連ねていますので、1店舗で鹿児島の料理・酒を愉しみたい方はバスチカエリアだけでも十分楽しめるかと思います。
繁華街である天文館からは路面電車で10分、15分ほど離れてはいますが、酔い覚ましで歩くにはちょうどいい距離です。天気が悪くなければ是非!(実体験済み)
3.福岡(天神・中洲など)
まず「屋台街」と言われて思いつくのは、九州・福岡の天神や中洲を初めとしたエリアではないでしょうか。

福岡市街地を流れる那珂川沿いに屋台街が密集している歓楽街の「中洲」や、福岡市のまさしく中心地である「天神」、魚市場が近く長浜ラーメン発祥の地とされている「長浜」など、同一の市街地に複数の屋台エリアがあるのが、福岡の特徴ではないでしょうか。
絵に書いたような昔ながらの屋台以外にも、イタリアンやフレンチ、エスニックを基にした屋台や、バー屋台もあったりするなど、飽きのこないラインナップも捨てがたいですよね。私もちょこちょこ福岡に行くことがあるのですが、そのときは普通の店舗よりも屋台の方に足が向いてしまいます。
2泊あれば、屋台と通常の店舗、どちらも楽しむことができるのではないでしょうか。
また、屋台からは少し離れますが、福岡空港が市街地に至近なことと、羽田便が潤沢にあるということも、選択する際のポイントになるかと思います。街中から地下鉄で20分もあれば空港につくというのは、そうそうありませんし。
みなさんもぜひ屋台へ!
いかがでしたでしょうか。福岡のように公道で屋台を開くというのは多くはありませんが、いわゆる屋台村のような敷地内にプレハブのような小さい店舗をいくつか設けるようなスタイルの店舗は、日本各地にあるようです。今回は書きませんでしたが、山形市や福井市にもありますので、旅行先に屋台村があるかどうか探してみるのもいいかもしれません。
ここに挙げたもの以外で行ったことがある方は、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
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