旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

【アサヒ】瓶ビールの良さを語りたい!【サッポロ】

どれがいいか、それが問題だ

  

前回のおさらい

www.tabitosake.com

前半で瓶ビールのどこがいいのかを語ったわけですが、じゃあね、どれがいいのかって話なわけですよ。(自分が行く店に限った話かもしれないですが)生ビールは単一銘柄だけど、瓶ビールは複数の銘柄を揃えている、みたいな店が多いかと思います。

「スーパードライ以外は認めない」とか

「男は黙ってサッポロビール」とか

狂信者な方はさておき、日頃そんなに飲まない人からしたらどれを飲んだらいいのかが分からない人もいるかと思います。オレモソーナノ。

ここでは完全自分の主観ですが、各メーカーの瓶ビールについて特徴なんかを書き連ねていきます。

アサヒビール

www.asahibeer.co.jp

アサヒビールのスーパードライと言えば「辛口」というイメージの人も多いかと思います。個人的には辛口と言うのは「いかに飲み口がシャープであるか」ということかと考えています。口当たりが良く、ごくごくと飲める軽快な飲み心地は、じめじめとして鬱陶しい日本の夏にはピッタリではないでしょうか。
しっかりした味付けのツマミでも、それに負けないぐらいのキレがありますから、気づけばビールとツマミの無限機関が出来上がるという寸法でございますわな。

サッポロビール

www.sapporobeer.jp

ラベルにある星のマークから「赤星」と呼ばれています。某飲み屋だと、一部店舗のカウンターで飲むと少しお安くなっていて、他の店舗でも赤星が置いてあると「よっしゃ赤星あるやんけ!」とついつい注文してしまいます(複数人だとカウンターに立てないことも多いので、一人で行った時の楽しみにしましょう)

赤星の歴史はサッポロビールの歴史と言われるほどであり、1876年に開業した開拓使麦酒醸造所(現サッポロビール)が1877年に生まれたのが「札幌ビール」なのです。

現在の主流である生ビールとは異なり、「熱処理」を施しているのが大きな特徴です。これにより、生ビールでは感じることのできない、しっかりとした厚みのあるコクと苦味があり、麦芽とホップの苦みがしっかりと感じられる一方で、後味はすっきりとしており、バランスの取れた味わいが魅力といえるでしょう。

 

www.sapporobeer.jp

サッポロビールは日本最古のビール会社ですが、多様な魅力を持った様々なビールを世に出しています。黒ラベルもそれですね。赤星よりもキレがあるというか、「より大人の味」って感じがしますな。苦味や甘味がくどすぎず、全体的なバランスが非常に良いため、日々の晩酌にも適しているのではないでしょうか。
こちらは赤星と異なり、熱処理を行っていない、いわゆる「生ビール」になります。

 

www.sapporobeer.jp

エビスビールはあまり瓶ビールを見かけないように思います(行ってる店だけでしょうか)。赤星や黒ラベルよりもお高めであり、たまに贅沢してみたいときに頼む一本です。

エビスビールは1887年に設立された日本麦酒が1890年に世に出した「恵比寿ビール」がもとになっています。ドイツ人醸造技師を招き、本場ドイツのビール造りのノウハウを取り入れてきました。1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞するなど、その品質は古くから世界で高く評価されています。

また、実は地名としての恵比寿はこのエビスビールから来ているとのこと!
てっきり逆かと思ってました!

 

ここまで書きましたが、思いのほか長くなってしまったので、ここいらでいったん切って、残りを後編として書きますので今しばらくお待ちを

ご覧いただきありがとうございました!

 

【6/18】キリンビール、サントリーの瓶ビールについてを追加しました。お時間のある時にぜひ!

www.tabitosake.com