旅行けば千鳥足

北に美味い魚あれば冬に行き、南の焼酎飲みたさに帰省をし、西の良い居酒屋の噂を聞けばしこたま飲み食いをする。そういう人に私はなりたい

富山旅行の思ひで その1

さらしなです

 

ご無沙汰でございます。

先週の土日で第3の故郷 富山へ旅行してきましたので、それについて書こうと思います。

上野から9時前の新幹線に乗り、11時頃富山駅へ到着。そこから第三セクター あいの風とやま鉄道で高岡駅まで行くんですが、接続がくっそ悪いんですよ、あそこ。新幹線到着後2分で出発とか無理やん('A`)

 

高岡は来週辺りで七夕のイベントがあるらしく、大通りの飾り付けが風に吹かれてキレイでした。

酒蔵見学の前に腹ごなしをしたかったので、行きつけのお寿司屋さんへ。中心地御旅屋通りにある「日の出寿司」さんです。肝心な寿司については写真を全く撮っていなかったので、気になる方はぜひ行っていただきたい。日曜営業なのがありがたい限り(水曜定休)です。

さあ、若鶴へ行こう!

 

 

実 家 よ り 見 た 風 景 (大 嘘)

 

今回の見学は10人程度。これぐらいの人数が丁度いいですわ。敷地の奥にある三郎丸蒸溜所ですが、ここのガラスがどうも特殊なものだそうで、割れてしまったら新しく作り直すことができないとかなんとか。

 

使っている樽はバーボン樽が中心だそうです。ホワイトオークだったかな?

今流行のミズナラ樽も使われています。以前記事にした利賀のミズナラ材を使っているとのことです。 

www.tabitosake.com

さすがに大麦は輸入しているとのことですが、これが大麦も富山で取れたら、100%地産地消になるんでしょうかね。

 

さて。行ったことがある方ならおわかりだとも思いますが、見学の最後に日本の蒸溜所の変遷が書かれているパネルが壁にかかっています。以前かかっていたものは既に情報が古くなっていたらしく、現在の蒸溜所一覧が書かれているパネルは新調されております。


そこでの説明でガイドさんが「2027年原酒飽和問題」について触れられていました。説明自体は軽く触れるぐらいだったので詳細まではわかりませんが、毎年のようにどこかで蒸溜所が建設されることを考えると、いつか飽和状態になることは容易に考えつくものだと思います。そうなると、他社との差別化が必要になってきます。地元の木材で作った樽で熟成させたり、世界初の銅と錫でつくったポットスチルなんていうのは、そういう「差別化」のための一石なんだろうなぁと思わずに入られません。

 

現在蒸溜所の中のスペースで熟成させており、手狭になってきたとのことで敷地の奥では貯蔵庫の建設が進んでおりましたよ。

 

んで、こっから試飲タイム。試飲は有料無料別れております。有料は300円でおちょこを買うと楽しむことができます。おちょこは持ち帰り可能。ウイスキーはまた別途有料分もあります。
手ブレ写真もあったので、あんまり乗っけられないのが辛い('A`)

ZEMONで蒸溜したニューポット。以前伺った際に通常のニューポットを飲んで地獄を見た思い出がありますが、全然別物ですね! なんならちょっと甘みを感じるぐらいです。

 

 

ブレンデットウイスキー「MOON GLOW」の10年。

前からずっと飲みたかった「シングルモルト三郎丸1990」!
もうですね、全然別格なんですよ、口をつける瞬間から喉を通り過ぎるまで、もう美味いの一言。許されるなら正直グラス舐め回したいぐらい。
ちなみにもう売っておりません。飲むためには行くしかないよね!!

 

本当はダラダラいたかったのですが、列車の時間もあるのでいいところで終了。

大変ごちそうさまでした。

最寄り駅から終点の城端駅まで向かいます。

 

 

 

 

宿の記事はまた改めて!

読んでいただいてありがとうございました!